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♤スポーツ医学(簡単)  腰椎椎間板ヘルニア

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さて今回は腰痛の中でも多くの人が悩まされている腰椎椎間板ヘルニアについてお話しします。
最初に椎間板の原理についてせつめいします。

 

 

椎間板には線維輪が周囲に位置し、中央に髄核が存在します。

何らかの負荷や衝撃により髄核が線維輪からはみ出し脊髄(神経)を圧迫し痛みが生じます。

 

 

 

受傷機転(原因)

スポーツ活動や中腰での姿勢により髄核が脱出する。加齢による変性も原因の1つです。

前屈位での重量拳上を避けなければなりません。

腰椎に付着する腸腰筋や脊柱筋も鍛えることも重要です。

 

 

 

 

症状

臀部から足まで痺れる(坐骨神経痛)を伴うこともあります。

腰椎の形態状、第4、5腰椎、次点で第5と仙骨(骨盤)の間で発症することが多い。

進行すると膀胱直腸障害や麻痺などが起こります。

 

 

 

 

検査

下肢痛を伴う腰痛を訴えた場合ヘルニアを疑いましょう。

徒手検査では前屈位での痛みの再現やSLRテスト(下腿を他動的に拳上)も有用です。

 

 

 

 

治療

腰だけではなく胸椎や臀部のストレッチも行いましょう。

コルセット着用で前屈位の体制を避け脊柱筋や腸腰筋などを鍛えることも大事です。

膀胱障害や進行性の麻痺がある場合は手術が適応されます。

現代ではPETなどの内視鏡手術がオススメです。

 

 

 

 

まとめ

脊椎は痛みや支配神経により症状や箇所が異なります。

腰椎ヘルニア(第4、5腰椎)などは前脛骨筋(スネ)や長母指伸筋(親指)の麻痺も判断材料となります。