♤スポーツ医学(簡単) 五十肩のメカニズム
年齢を重ねていく中で、腕が高く上げられないなど40、50代で発症する五十肩についてお話します。主にインピンジメント(骨と筋肉の衝突)が原因となります。
受傷機転(原因)
肩関節の肩峰(肩の外側)と上腕骨の間に肩峰下滑液包という関節が存在します。
腕と肩をスムーズに連動しクッションの役割を担う関節です。
老化によりクッション機能が劣化し肩峰と上腕骨でインピンジメントが生じる。
結果、痛みにより肩が拳上できず関節可動域が小さくなり完全に腕が上がらなくなります。
予防
肩甲帯機能の柔軟性や可動域など日頃からトレーニングで予防する。
肩関節での外旋、外転運動などがおすすめです。(肘を曲げ腕を上げ下げする)
治療
痛みが出ない範囲で可動域訓練や腱板筋の強化などを実践しましょう!